貧乏な高年収者の3つの特徴

年収が高い=お金持ちというわけではありません。社会的な地位が高い人の保有資産はさほど多くなく、地位の低い人が堅実に資産を保有しているというケースも少なくありません。

高年収なのに資産を保有していない、貧乏な人の特徴は以下の3つにあります。

贅沢品への嗜好が強い

高年収の人は、収入が多いがゆえに、質を重視した買い物をする嗜好が強いのが特徴です。

例えば、服装は高級ブランドで身を包んだり、高級車や高級腕時計を購入したり、食事は国内産や無農薬品に拘ったりなど、一般的に価格の高い品目を選択する傾向にあります。

自身の嗜好に拘ることは決して悪いことではありませんが、収入に余裕があり高級品を購入してしまうため、思うように貯蓄が貯まらないというケースに陥ってしまいます。

見栄やプライドを優先してしまう

高年収の人は社会的地位の高い人が多く、見栄やプライドを優先してしまう特徴があります。

自分の身の回りの家庭が私立の学校に通わせているからという理由で、子どもの進学先は私立、そのために進学塾に通わせるといった、教育費の負担が高くなってしまうケースもあります。

部下に飲食代をおごるという場面も、見栄やプライドの一環です。こうした習慣が家計支出を圧迫させてしまう要因となります。

収支管理ができていない

お金が貯まらない悪い習慣の一つに、「何に使ったか分からない」というケースがあります。こうした支出が多く、計画的な収支管理ができない点が、貯蓄が貯まらない原因になります。

社内外の人との喫茶代や飲食代、無意識に使ったタクシー代、コンビニでの買い物代など、気づかないうちに手元資金が減ってしまったというケースはよくあります。

富裕層ほど倹約家であるといわれています。無駄な支出を減らし、自身の資産をしっかりと把握し管理することが、貯蓄を進めていくうえでも大切です。