老後貧乏に陥らないための4つのポイント
高年収貧乏は決して他人事ではありません。老後貧乏に陥らないためにも、資産形成に向けた体質改善を図っていく必要があります。
高年収の人が老後貧乏に陥らないための対策として、4つのポイントをご紹介します。
毎月の支出を把握する
まずは自身の支出の現状を把握することが最優先です。収入に対し、固定費と変動費の状況をしっかりと確認しましょう。
固定費については、見直しを通じて支出を減らすことが可能です。スマホを格安SIMに切り替える、加入している保険を見直すなど、少しでも削減を図りましょう。
変動費については、習慣や人づきあいを見直すことで削減できる可能性があります。
無駄な支出を減らす
支出を把握したら、次に自分にとって必要性が少ない支出を可能な限り減らすようにしましょう。
近距離であればタクシーを使わず歩いて移動する、コンビニの買い物を減らしスーパーやドラッグストアを利用するなど、見直し可能な支出は少なくありません。
ストレスを減らす
部下や同僚との飲食や、必要性の低い買い物などは、日ごろから溜まったストレスの発散を動機とするケースが多いです。
ストレスの発散方法を、お金がかかる人づきあいや買い物で行うのではなく、スポーツや読書・映画鑑賞などで行うことで、不要な支出も減らすことができます。
先取り貯蓄を行う
貯蓄上手な人が行っている方法が「先取り貯蓄」です。毎月の収支から余った金額を貯蓄に回すのではなく、貯蓄に回す金額を先に抜き、残った金額で毎月のやり繰りを行う方法です。
それを実践するうえで有効なのが、iDeCoやNISA、個人年金保険など、金融商品を活用した資産形成の方法です。上手く活用し、計画的な老後準備を進めていきましょう。