3. 65歳以上・リタイア世帯の平均貯蓄額の推移とは
先ほどの資料より、コロナ禍前も含めた65歳以上・リタイア世帯の平均貯蓄額の推移を確認しましょう。
3.1【無職世帯】世帯主が65歳以上の平均貯蓄額の推移
- 2016年:2350万円
- 2017年:2337万円
- 2018年:2233万円
- 2019年:2218万円
- 2020年:2292万円
- 2021年:2342万円
コロナ禍前の2016年から2000万円以上で推移しており、一旦2200万円台まで下がっているものの、2300万円台まで戻ってきています。
こちらはあくまで平均となりますが、リタイア世帯の貯蓄事情が見て取れるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。