年金を受給しても住民税非課税世帯になる?あてはまる場合の年金額は
年金を受け取っていても、金額が一定以下であれば住民税非課税世帯になります。では、年金額がいくらなら住民税非課税世帯になるのでしょうか。見ていきましょう。
まず、住民税が非課税になる所得ラインは地域によって違いがあります。たとえば東京23区の場合、下記の所得以下であれば住民税非課税です。
- 単身の場合…45万円以下
- 扶養親族がいる場合…35万円×(本人+扶養親族数)+31万円以下
この金額以下であれば住民税非課税世帯なわけですが、公的年金の場合、年金額から一定の金額を差し引ける「公的年金控除」を受けることができます。
わかりやすく言うと、年金額から公的年金控除額を差し引いた金額が定められた一定以下であれば、住民税非課税世帯になるということです。
なお、公的年金控除の金額は60歳未満で60万円、65歳以上なら110万円です。東京23区の場合で、住民税非課税世帯になる年金額を次項で計算してみましょう。