給付金などが支給されるときに対象になることが多いのが、住民税非課税世帯です。最近でも、電力やガス、物価の高騰を背景に、住民税非課税世帯に5万円が支給されていますよね。
住民税非課税世帯について考えたときに、「年金を受給している場合はあてはまらないの?」という疑問が起こる人は多いのではないでしょうか。その疑問に答えていきます。
とくにこれから年金を受給するという方は、疑問を解決しておくためにぜひ読んでみてください。
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住民税非課税世帯とは?
そもそも住民税とは住んでいる自治体に納める税金のことで、「所得割」と「均等割」に分かれています。所得割は所得に応じて課税され、均等割は個人に同額が課税されます。
住民税が非課税になると一口に言っても、所得割が非課税になるケースと、所得割と均等割の両方が非課税になるケースの2種類があります。
住民税非課税世帯とは、世帯全員、所得割と均等割の両方が非課税になる世帯をいいます。