同じ関西圏でもお正月に食べる料理は地域ごとに異なることも!

同じ関西圏でも、お正月に食べる料理は地域ごとに異なります。そこで農林水産省運営の、47都道府県の郷土料理を紹介するサイト「うちの郷土料理」をもとに、お正月に食べる料理を2つ紹介します。

まずは滋賀県の「ふなずし」。琵琶湖でとれるニゴロブナを塩漬けにし、米と一緒に発酵させた料理です。

発酵食品ならではのクセのある臭いと、塩漬けの塩辛さが合わさった独特の味わいが特徴。家庭によっては、正月に合わせてふなずしを仕込むことがあるそうです。

また奈良県中西部の葛城地区と周辺地域では、アカエイを甘辛く調理した「エイの煮こごり」をお正月の食卓に並べることも。お正月や結婚式のようなハレの日のほか、奈良市にある春日大社若宮の「おん祭」という行事でも食べられています。

あなたの家庭・地域ではどんなおせち料理を食べていますか?

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今回は、関西と関東のおせち料理の違いを紹介しました。お重に詰める食材だけでなく、味付けの仕方や見た目まで異なっていたとは驚きです。

今回ご紹介したものはあくまでも一例で、同じ関西圏でも、府県や市町村単位で細かく見ていくと、地域によってお正月に食べる料理はさまざまです。

あなたの家庭・地域ではどのようなおせち料理を食べていますか?年末年始に家族や友人と久しぶりに再会したときは、話のネタにしてみてくださいね。

参考資料

LIMO編集部