寒さがいよいよ厳しくなる年末。気温が低い日や雪が降る日は、庭に出るのも億劫になりがちです。

植物を元気に育てるためには、寒くても世話を続けることが必要。とはいえ、植物のみならず人間にとっても寒さはつらいものです。

そこで今回は冬のガーデニングをラクにするコツとオススメの植物を紹介します(※編集部注)。さっそくみていきましょう。

【※参考記事】【ガーデニング】寒さに負けない植物9選「日陰の庭でも育つ」お洒落系多年草・樹木

冬の庭はラクラク管理で美しく!お洒落な庭にする4つのコツ

「常緑低木」を植えておく

常緑低木は葉を落とさず、一年を通してグリーンを楽しむことができる樹木です。落ち葉の掃除や高所の枝を剪定することもないので、世話の手間があまりかかりません。

冬に花が咲いたり、実をつけたりする樹木を選ぶと庭の雰囲気も明るくなりますよ。

「多年草」を植えておく

植えっぱなしで育てることができる多年草はガーデナーの強い味方。常緑で冬に開花する多年草をいくつか植えておけば、花や実がなる常緑低木と同じように楽しむことができるでしょう。

ビオラ・ラブラドリカ Meindert van der Haven/istokphoto.com

開花期以外に地上部が枯れてしまう宿根草は庭が寂しくなることも。他の植物を植えて、うまくカバーすることが必要になります。

鉢植えで育てる

鉢植えは移動がカンタンなので、植物を寒さから守りやすくなるメリットがあります。風が当たらないところに移動させるだけで、すぐに防寒対策ができます。

防寒対策には鉢の回りを新聞紙やダンボールで囲うのもオススメ。見た目は多少悪くなりますが、バークチップなどの準備がなく、すぐに寒さに対応する必要があるときは、応急処置的におこなってみるのもよいでしょう。

「彩り」は一年草で補う

冬は可愛らしい一年草がたくさん出回る時期。彩りが少ない分、一年草の鮮やかで美しい色合いはぜひとも冬の庭に加えたいものです。

パンジー Gerald G Gantar/istockphoto.com

ただし、一年草の割合が多くなれば多くなるほど、花ガラ摘みや施肥などの世話が必要になります。一年草を植える量は自分で管理ができる量にしておくとよいでしょう。この場合も鉢植えがオススメです。