大晦日に食べたい定番のごちそう料理
一年の締めくくりとして、大晦日に食べたい「定番のごちそう料理」は下記のとおりです。
- 年越しそば
- 寿司
- すき焼き
- おせち料理
大晦日によく食べられている料理は、下記の通り「年越しそば」だけではありません。
本章を参考に、2022年最後に食べるごちそうを考えてみてください。
年越しそば
大晦日の定番といえば、「年越しそば」は無視できない存在です。
年越しそばは、そばが細く長く伸びていることから「健康長寿」や「家運長命」などを願って食べられることも多いです。
また、そばの性質上切れやすいことから「今年あった厄災を翌年に持ち越さない」という意味合いが込められているようです。
上記のような願いを込めて、新年の縁起担ぎとして大晦日に食べる人が多いですね。
年越しそばを食べるタイミングは明確に決まっているわけではないため、夕食として食べたり深夜の年を越す前後で食べたりすると良いでしょう。
寿司
お祝い事の席でよく食べられる「寿司」は、大晦日においてもよく食べられる料理です。
農林水産省の「特別な日に関連した食べ物についての調査」では、「旬のものが美味しく感じられる」「彩りや盛り付けが美しい」ことが重要であるという声が多くありました。
寿司には旬の魚のネタが多くあり、彩りが鮮やかであることから、まさに大晦日に食べたいごちそうと言えるでしょう。
大掃除を終えて、新年まで台所を汚したくないという方は、出前寿司を頼んでみるのもいいですね。
すき焼き
「すき焼き」は、一年の締めくくりの大晦日にもってこいの、定番ごちそう料理です。
とくにすき焼きは、東海地方で大晦日によく食べられており、名古屋ではすき焼きのことを「ひきずり」と言います。
各メーカーから「すき焼きの素」が販売されているため、材料を切って煮込めば、手間をかけずに完成します。
年末年始は、実家に帰省する人も多いため、久しぶりに集まる家族や親戚ですき焼き鍋を囲んで、ゆっくりと大晦日を過ごすのも良いでしょう。
おせち料理
「おせち料理」は、年が明けてから食べるものというイメージがあるかもしれませんが、地域によっては大晦日に食べるところもあります。
例えば、北海道や東北の一部地域などでは「年取り膳」という名称で、おせち料理を大晦日に食べる風習があります。
年取り膳は、「大晦日に年神様を迎える」という意味合いがあり、無事に一年過ぎたことを感謝しながらごちそうを食べます。
縁起の良い食べ物を大晦日に食べたいという方は、おせち料理を年取り膳として、食べてみるのも良いでしょう。