正月飾りに必要な「3つ」のアイテム
煤払いとして大掃除を終えたら、いよいよ正月の飾り付けを始めます。
正月の飾り付けとして必要なものは、下記3つです。
正月の飾り付けには、それぞれに意味が込められており、置く場所も決められています。
本章を参考に、込められた意味に合った場所に、飾り付けを設置しましょう。
正月飾り1|門松
正月の飾り付けとして、まずは「門松」を飾りましょう。
年神様は、門松を目印にして家にやってくると言われているため、玄関前に飾るのが一般的です。
古くから日本では「神様は木に宿る」とされており、「祀る」につながる「松」を縁起の良い樹木として飾るようになりました。
年神様は、五穀豊穣や家内安全をもたらす神様であるため、門松を飾って招き入れることで、一年を安全に暮らせるように守ってくれるでしょう。
正月飾り2|しめ飾り
正月の飾り付けとして、「注連(しめ)飾り」も欠かせません。
しめ飾りは、年神様に「この家が年神様を招き入れるのに相応しい空間」であることを示すものです。
正月に飾る「しめ飾り」は、神棚に飾られる「しめ縄」とは少し異なります。
しめ飾りは、しめ縄に縁起物となる下記を飾り付けるのが特徴です。
- ゆずり葉:家系が譲り絶えないことへの祈願
- 橙(だいだい):子孫が代々繁栄することへの祈願
- 裏白:清廉潔白を意味する
新年の災いを防ぐためにも、玄関のドアに「しめ飾り」を飾り、年神様を招き入れましょう。