正月の準備は「正月事始め」以降に始めよう
正月の準備は、「正月事始め」である12月13日以降に行うのが一般的です。
とはいえ、現代では12月25日まではクリスマスツリーやイルミネーションなどの飾りつけをしている家庭が多いため、正月の飾り付けはそれ以降に行うことが多いです。
留意点として、下記の日にちは正月飾りを避けたほうが良いとされています。
- 12月29日|「二重苦」を連想させる数字のため
- 12月30日|旧暦では大晦日に当たるため
- 12月31日|一夜飾りとなり「葬式」を連想するため
一方で「12月28日」は、末広がりを意味する「八」がつく日のため、縁起が良いとされています。
そのため正月の準備は、正月事始めである「12月13日」以降で、かつクリスマスが終わったタイミングの「12月28日」に正月の飾り付けを行うのが理想的ともいえます。
煤払い(すすはらい)とは?
正月の準備として、まず始めに行いたいのが「煤払い」です。
煤払いとは、年神様を新年にお迎えするにあたって、一年で溜まった煤や埃を払い清める行事です。
古くから伝わる風習であり、現代の日本でも「年末の大掃除」という形で廃れることなく続けられています。
正月の飾り付けをする前に、まずは家の大掃除を行い、気持ち良く新年を迎えられるように綺麗にすると良いでしょう。