まとめにかえて
教育費、住宅ローン、老後資金の「三大支出」が重くのしかかる40~50歳代。
女性が働き始めたり、働く時間を増やして世帯年収も上がりやすい年代ですが、一方で出費も人生で最も増えやすい時期です。
ただいずれ老後はやってくるもの。一般的な年金受給開始年齢は65歳からとなっていますが、「◯歳までに◯◯万円貯蓄する」と決めて、計画的に貯蓄することをおすすめします。
40~50歳代の間は収入を増やしたり、パートでも厚生年金に加入して将来の年金受給額を増やしたり、長く続けられる仕事を探したり、資産運用をはじめたりとさまざまな対策をとることができます。
いずれもデメリットやリスクはありますが、ご家庭でできることを一つずつはじめていくことが大切でしょう。
年末年始休暇に、ご自身が将来に向けてできることを考えてみてくださいね。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査(令和3年)各種分類別データ]」
- PRTIMES「【女性194人の意見】2023年は「家計が苦しくなりそう=83%」、「直近3ヶ月」で「節約への意識が高まった=89%」でした」
宮野 茉莉子