1.4 ポインセチア

ポインセチア(AGCuesta/Shutterstock.com)

  • トウダイグサ科トウダイグサ属
  • 常緑低木
  • 開花時期:12月~2月
  • 参考価格:500円前後(3号ポット)、3000円前後(5号鉢)

メキシコ山地が原産のポインセチア。クリスマスシーズンに出回るので冬の花と思われがちですが、じつは寒さには弱い品種です。

最低気温が10℃以下になったら屋内に取り込んで、室内で育てましょう。クリスマスにぴったりの植物なので、お部屋の装飾になりますよ。

日中は日当たりのよい室内、夜間は冷えから守るために厚手のカーテンの内側に入れるか、窓から離れたところに置いて管理をします。

ポインセチアの赤い部分は花や葉と思われがちですが、じつは苞(ほう)と呼ばれる花を保護する葉のようなもの。実際の花は苞の中心に作られた黄色の部分です。

またクリスマスシーズンに出回るポインセチアの美しい苞は、短日処理によって色づいたもの。短日処理とは、夕方5時~翌朝8時頃まで段ボールを被せて暗くすることです。

ポインセチアは翌年以降も楽しむことができる植物なので、クリスマスシーズンに合わせ短日処理を行えば、鮮やかな色を翌年も楽しむことができます。9~11月頃からおこないましょう。

クリスマス後の3~5月に色づいた部分を切り取ってコンパクトにすることで、株元から新芽が出てきます。