2022年最後の年金受給日を迎え、年末年始に思いを馳せる方も多いのではないでしょうか。
出費がかさむ時期ですが、久しぶりに友人や家族、親戚と会いやすい時期ですから、楽しみたいですよね。
日本年金機構の「令和4年4月分からの年金金額等について」によると、夫婦二人のモデル年金(会社員の夫と専業主婦の妻)は、2022年度においては「21万9593円」とされています。
ですが、最近では老後を一人で過ごす方も増えています。
特に会社員や公務員などが受給対象となる「厚生年金」は、現役時代の収入が受給額に大きな影響を及ぼします。
その中でも女性にとっては、賃金が低かったり、出産や子育てなどで退職期間があったりなど、男性に比べると厚生年金受給額が低い傾向にあります。
月平均15万円の厚生年金を受給している方もいますが、実は「年金受給見込額」と「実際の手取り額」には差異があることをご存知でしょうか。
今回は、年金制度を確認しながらその理由について確認していきます。