年賀状を突然辞めるのはNG?

「そもそも年賀状じまいを送らずに辞めれば良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。

確かに、年賀状自体を出す・出さないは個人の自由であるため、いつも送っている相手に必ずしも出す必要はありません。

しかし、相手側からすると、毎年年賀状を送り合っていた人から突然年賀状が来なくなってしまったら「何かあったのだろうか?」と身を案じてしまいます。

お世話になっている相手や付き合いの長い相手に、無用な気を遣わせないためにも、年賀状じまいとして「事前に伝えておく」ほうが良いと考えられます。

また、年賀状じまいを送っておけば、こちら側も余計な心配をせずに済むため、気持ちよく年賀状を終えられるでしょう。

年賀状じまい(終活年賀状)はいつ出すべき?

今年いっぱいで年賀状を出すのを辞める場合、果たしてどのタイミングで相手に伝えるべきなのでしょうか?

結論から述べると、「最後に送る年賀状に記載する」または「寒中見舞いに記載する」のどちらかの方法で伝えると良いでしょう。

とくに喪中などで年賀状が出せなかった方は、寒中見舞いのタイミングで年賀状じまいを伝えることが望ましいです。

寒中見舞いで年賀状じまいを伝える場合は、松の内があけた「1月7日頃」から、立春である「2月4日」までに届くように準備しておきましょう。