SNSが普及した現代では、各年代において「年賀状じまい」をする方が増えています。

年賀状じまいとは、翌年以降の年賀状を辞退することを伝える「最後の年賀状」を指します。

高齢者の場合は、終活の一環として「終活年賀状」と呼ぶことも多いです。

「今年こそ年賀状じまいをしたい」と思っていても、いつ出すべきか、何を書けばいいのか、曖昧な方もいるのではないでしょうか?

本記事では、今年で年賀状を気持ちよく終わらせるために気をつけたいポイントを解説していきます。

年代別に文例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

年賀状を突然辞めるのはNG?

「そもそも年賀状じまいを送らずに辞めれば良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。

確かに、年賀状自体を出す・出さないは個人の自由であるため、いつも送っている相手に必ずしも出す必要はありません。

しかし、相手側からすると、毎年年賀状を送り合っていた人から突然年賀状が来なくなってしまったら「何かあったのだろうか?」と身を案じてしまいます。

お世話になっている相手や付き合いの長い相手に、無用な気を遣わせないためにも、年賀状じまいとして「事前に伝えておく」ほうが良いと考えられます。

また、年賀状じまいを送っておけば、こちら側も余計な心配をせずに済むため、気持ちよく年賀状を終えられるでしょう。

年賀状じまい(終活年賀状)はいつ出すべき?

今年いっぱいで年賀状を出すのを辞める場合、果たしてどのタイミングで相手に伝えるべきなのでしょうか?

結論から述べると、「最後に送る年賀状に記載する」または「寒中見舞いに記載する」のどちらかの方法で伝えると良いでしょう。

とくに喪中などで年賀状が出せなかった方は、寒中見舞いのタイミングで年賀状じまいを伝えることが望ましいです。

寒中見舞いで年賀状じまいを伝える場合は、松の内があけた「1月7日頃」から、立春である「2月4日」までに届くように準備しておきましょう。

最後の年賀状を気持ちよく終わらせる3つのポイント

今年で最後の年賀状を送る際には、気持ちよく終わらせられるように下記3つのポイントを意識してみると良いです。

  1. 年賀状じまいの理由を記載する
  2. あなただけではない旨を記載する
  3. 付き合いは変わらないことを記載する

上記が記載されている年賀状じまいであれば、印象良く年賀状を終わらせることができるでしょう。

年賀状じまいの理由を記載する

「なぜ年賀状を送るのをやめるのか」の明確な理由を記載すると良いです。

例えば、生活の変化や年齢などが理由として挙げられます。

「疎遠になりたい」といった誤解を招かないように注意しながら、理由を記載しましょう。

あなただけではない旨を記載する

年賀状じまいでは「今まで年賀状を送っていた全員に出している」ことを伝えられると良いですね。

お世話になった方や付き合いのある方との関係性を壊さないためにも、「あなただけに送っているわけではない」という内容を盛り込みましょう。

付き合いは変わらないことを記載する

「年賀状じまい」という習慣を知らない人にとっては、「あなたとの付き合いを辞めたい」と解釈してしまうこともあるようです。

そのため、上記2点の内容に加えて「今後も付き合いは変わらない」という内容を記載するといいでしょう。

具体的には、SNSやメールなどの年賀状の代替となる手段を提案すると良いかもしれません。

各年代別の年賀状じまいの文例

年賀状じまいで記載すべき内容はわかっても、「実際にどのような文章を書けばいいのかわからない」という方もいるでしょう。

そこで本章では、各年代別に年賀状じまいの文例を紹介していきます。

本章に掲載された文例をあなた風にアレンジして、活用してみてください。

20代から30代の年賀状じまいの文例

20代から30代の方が親しい方へ向けて送る、年賀状じまいの文例は下記のとおりです。

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筆者作成

筆者作成

20代から30代の場合、「誠に勝手ながら本年をもって年賀状を控えさせていただくことになりました」のあと、「今後も皆様とは変わらず、SNSを活用してお付き合いいただければ幸いです。」と添えてみるのはいかがでしょうか。

SNSのIDも記入すると、今後も付き合いを続けたい思いがより伝わるでしょう。

40代から50代の年賀状じまいの文例

40代から50代の方が親しい方へ向けて送る、年賀状じまいの文例は下記のとおりです。

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筆者作成

筆者作成

40代から50代の場合、「本年で〇〇歳、人生の折り返しとなりました。これを機に、誠に勝手ながら本年をもって年賀状での挨拶を最後として、皆様への年賀状を控えさせていただきたく存じます」ののち、「メールやSNSにて新年のご挨拶を申し上げます」とお伝えできるといいですね。

SNSが盛んに行われている年代である一方、馴染みがない方もいるでしょう。SNSの他にメールの手段も添えることが望ましいです。

60代以上の年賀状じまいの文例

60代から70代以上の方が親しい方へ向けて送る、年賀状じまいの文例は下記のとおりです。

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筆者作成

筆者作成

60代や70代以上の方のうち、節目の年となる方は「私も今年で還暦(卒寿、米寿)を迎えました。人生の節目となる本年をもって、誠に勝手ながら年賀状での挨拶を最後とさせていただきたく存じます。」という伝え方が多いようです。

その後、「今後は、メールや電話などで新年のご挨拶を申し上げます」と続けると良いでしょう。

今年で年賀状を終えるために気持ちのよい挨拶をしよう

本記事では、今年で年賀状を終えるための年賀状じまいのポイントについて解説しました。

本記事に掲載されている文例を参考に、年賀状じまいを作成してみてはいかがでしょうか。

年賀状のやりとりがなくなってしまっても、今後も良い関係が末長く続くように、気持ちを込めて年賀状じまいを送りましょう。

参考資料

LIMO編集部