株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、一時は1年10カ月ぶりの高値

2017年6月20日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,230円(+162円、+0.8%) 3日続伸
  • TOPIX 1,617.2(+11.1、+0.7%) 3日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,167.3(▲5.8、▲0.5%) 6日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,532、値下がり銘柄数:389、変わらず:99
  • 値上がり業種数:28、値下がり業種数:5
  • 年初来高値更新銘柄数:275、年初来安値更新銘柄数:5

東証1部の出来高は18億3,654万株、売買代金は2兆5,192億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。NY株式市場での最高値更新などを受けて買い意欲が強まり、売買代金は2兆5,000億円超となりましたが、出来高が20億株未満に終わっていること等から、様子見スタンスを取る投資家も多かったようです。国内外の不透明な政治情勢を反映した可能性もあります。

そのような中、日経平均株価は寄り付きから高く推移し、前場の半ば過ぎには一時+250円高(年初来高値を更新)となる場面が見られました。この日の高値20,318円は、実に2015年8月20日以来の高値となっています。

ただ、終盤から大引けに掛けてやや失速し、ほぼ安値引けに近い状況でした。なお、TOPIXも年初来高値更新となりましたが、大引けはやや失速して終わっています。

東証マザーズ総合指数は6日ぶり反落、売買代金は1,500億円超となる高水準

東証マザーズの出来高は1億4,806万株、売買代金1,561億円となり、いずれも前日より増加しました。商い自体は高水準が続いており、出来高は11日連続の1億株超、売買代金は1,500億円超となり20日連続の1,000億円超となりました。

ただ、大型株市場の上昇もあり、利益確定売りが増加したと見られ、総合指数は6日ぶりの反落となっています。個人投資家の資金流入がさらに続くのか、それとも、大型市場へシフトするのか、今後も一層注目されるでしょう。

幅広い銘柄に買いが集まり、パナソニック、イオンなどが年初来高値を更新

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)、ダイキン工業(6367)、東京エレクトロン(8035)など主力大型株が軒並み大幅高となりました。

また、パナソニック(6752)、任天堂(7974)、イオン(8267)、資生堂(4911)などが年初来高値を更新するなど、幅広く買われた印象があります。

一方、ソニー(6758)、塩野義製薬(4507)、NTTデータ(9613)、キヤノン(7751)などは取引時間中に年初来高値を付けたものの、その後は売りに押されて下落したまま引けました。

その他では、吉野家ホールディングス(9861)など牛丼株が堅調に推移した一方、日産自動車(7201)やいすゞ自動車(7202)など自動車株の一角が冴えない値動きとなったのが目を引きました。なお、前日に暴落した野村不動産ホールディングス(3231)は反発して引けています。

新興市場では、アカツキ(3932)が急騰して連日の年初来高値更新となり、フリークアウト・ホールディングス(6094)も高値更新となりました。一方、アンジェス MG(4563)が急落するなど、医療バイオ関連銘柄が総じて下落しています。

青山 諭志