今年は物価高だけでなく、国民年金保険料の納付が65歳未満までに延長が検討されるなど、老後に不安を覚える報道も相次ぎました。
その一方で2022年11月28日に行われた新しい資本主義実現会議では、「資産所得倍増プラン」が決定され、NISA制度の恒久化などが盛り込まれています。
老後に不安を抱える方は多いですが、ひとりの収入や年金、貯蓄で過ごすおひとりさまは不安を抱える方が多いでしょう。
特に40~50歳代は、大卒でも正社員に就くのが難しい就職氷河期世代に当てはまります。
今回は40~50歳代の貯蓄を確認しながら、おひとりさまのとうご対策を確認していきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月20日更新)。