クリスマスローズの育て方「苗選び・植え付け」

苗の選び方

開花株?開花見込み株?二年生苗?

園芸店で出回っているクリスマスローズには、開花株、開花見込み株、二年生苗などがあります。初心者は開花株、開花見込み株から育てるのが手軽でオススメです。

二年生苗とは今シーズンは開花せず、来年以降に開花する予定の苗。開花していない苗は、開花見込み株か二年生苗か、見分けがつかないこともあります。購入するときは開花見込み株か二年生苗か確認しておくと安心ですね。

一般的に、二年生苗は値段が安く、株が若いので小さめなのが特徴です。

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実生苗?メリクロン苗?

実生苗は種から育てた苗のこと。クリスマスローズは種から育てると親と異なる花が咲く傾向があります。そのため、開花していない苗を購入して育てると、期待していた色や形の花が咲かない可能性も。

一方、メリクロン苗はいわゆるクローン苗のこと。親苗の細胞を培養して育てた苗なので、親と同じ花が咲きます。

実生苗を購入するときは開花していない苗ではなく、花が咲いている苗を購入するのもよいでしょう。

植え付け

クリスマスローズの苗は茎が太く、葉が緑色の苗を選ぶようにしましょう。黄色に変色していたり、茎がヒョロヒョロしているものは避けるようにします。

植え付けの適期は10~3月。ポットから取り出したら、軽めに根をほぐして水はけのよい土に植え替えましょう。黒ずんだ根があれば、このとき取り除いておきます。

植え付けるときは浅植えに。芽を確認して、隠れないように植えるのがポイントです。