食品等の物価上昇が激しい中、急に寒くなり暖房費も気になります。現役時代でさえ給与収入でのやりくりが難しいものですが、退職後にどのくらい収入があれば生活できるのか不安ですよね。

実際、リタイア後の65歳以上の高齢夫婦の場合、収入は年金が中心です。他に収入がなければ、貯蓄を取り崩していかないといけません。

一般的に、この段階で収入は増やすことができないので、老後資金としていくら必要かを支出から考えた方が良さそうです。

総務省統計局の家計調査によると、2022年9月の無職世帯の平均的な支出金額は22万8081円とされています。

地域や家族構成、持家か賃貸かなどによって変わってきますが、22万8081円を一つの指標として考えてみましょう。