リタイアに向け収入と支出との差を考える

リタイア後の収入と支出を比べたとき、収入が多ければ問題ないのですが、支出が多ければ預貯金を取り崩す必要があります。

単純に、先ほどの収入21万9593円から支出22万8081円を差し引くと、月額8488円・年額10万1856円の不足となります。

出所:総務省「家計調査(二人以上の世帯)2022年(令和4年)9月分」(2022年11月8日)

ただし、こちらは通常の収支なので、一時的な支出が多い家庭の場合、年間ではマイナスが多くなります。

この一時的な支出といえば、例えば旅行、車の購入代金、車検、年齢から考えるとお孫さんの進学や結婚などがあげられます。

月々の支出だけでなく、こうした一時的な支出も見込んでおきましょう。