目次

1 為替トレードで指標の発表日時の確認は必要不可欠
2 米国・雇用統計(毎月第一金曜日)
 2.1 ADPが前哨戦となることが多い
3 FOMC(連邦公開市場委員会)
 3.1 FOMC議事録は3週間後に公表
4 ヨーロッパ中央銀行・ドラギ総裁の会見
5 日銀政策決定会合
6 米国GDPについて(速報値1・4・7・10月の夏時間21:30、冬時間22:30)
7 米国小売売上高(第二週に発表)
8 他通貨の場合も注意点は同様
9 忘れちゃいけない祝日の存在
10 中央銀行の考えを読み解く大切さ
11 まとめ

為替市場は、他の金融市場に比べて各指標発表やイベントに大きく反応する傾向にあります。指標発表と言えばアメリカの雇用統計が最も有名ですが、FOMC政策金利発表等、他にも多くの指標発表があります。

通貨毎にそれぞれ毎日のようにある指標発表ですが、中には必ず把握すべき指標とイベントが存在しています。

今回はFX(為替)トレードを行うにあたり、必ず押さえるべき指標とイベントについて解説します。

トレード初心者の頃は何から手を付けてよいか分からない指標発表。まずは雇用統計と各国の中央銀行関連の発表日時を知り、その内容を知ることから始めてはいかがでしょうか?

1 FXトレードで指標の発表日時の確認は必要不可欠

FXトレードと指標発表は切っても切れない関係にあります。株式トレードの場合の各銘柄の決算やIR発表にも該当する各国の指標発表ですが、初心者の為替トレーダーはまずは指標発表の日時を把握することがスタートとなります。

ポジションを持った後すぐにレートが大きく動いた結果、損切りが遅れて大きな損失を計上、後で調べたらアメリカの雇用統計発表の直前だった、などという失敗はFXトレードの初心者なら誰でもあるのではないでしょうか。

為替市場を動かす原動力ともいえる各国の指標発表。実は気にし始めるとキリがありません。ただしベテラントレーダーになってくると、抑えるべき指標発表は必然的に絞られてきます。以下では、FXトレードする場合、必ず発表日時を抑えておきたい指標発表についてピックアップしました。

2 米国・雇用統計(毎月第一金曜日)

月の最初の為替市場のお祭りと言えば米国・雇用統計でしょう。米国・雇用統計は、毎月第一金曜日に発表されます。なお、発表時間は日本時間で夏時間の場合21時30分、冬時間の場合22時30分となります。

多くの場合、雇用統計の発表と同時に為替レートは一気に大きく動きます。一方向に一気に伸びるケースもありますが、一旦大きく上昇した後に、最終的には下落方向に進んでいく等の天邪鬼的な値動きをすることもしばしばあります。大きな値動きが発生するため、狙いが当たれば大きく収益を上げることもできますが、初心者の個人トレーダーが一気に大きな損失を計上するケースもしばしばあるため、余程腕に自信がない限り雇用統計の前後はトレードを控えるのがセオリーとなります。

雇用統計ではその名前の通り、米国の雇用関係の統計データが発表されます。基本的にはアメリカの景気状態を示すバロメーター的な役割を果たしています。

10以上の雇用関係のデータが発表されますが、為替市場が注目しているのは“非農業部門雇用者数”、“失業率”の二つです。そして数字面においては、前月比の増減のみならず、市場予想対比の乖離にも注意が必要です。

また、失業率が上昇しているのに非農業部門の就業者数は増加しているという現象も時折現れます。非農業部門の就業者数の調査対象となる企業は30万社以上と多いことから、景気の肌感覚を知るには非農業部門の就業者を参考にするほうがより正確な分析が可能とも言われています。

為替市場にとって、雇用統計は非常に重要なイベント・指標であるものの、月毎の特殊要因による変動が生じることも多いため、基本的には短月の単体データのみで状態を判断するのではなく、過去半年程度の増減を見て判断すべきです。

気を付けたいのは、各メディアが雇用統計について言及する場合は、どちらかと言えば短月の単体データ及び市場予想との乖離を取り上げて報じられることが多い傾向にある、という点です。正しい数字は取り上げられていますが、アメリカの景気実態を知るには、過去からの推移及び各月の特殊要因(ex.ハリケーンの影響等)を踏まえる必要があり、メディアの報道に一喜一憂するのではなく、過去から傾向値及び特殊要因の有無を冷静に把握した上で、各月の数字を眺める必要があります。

また雇用統計は為替市場が大きく動く月一度のお祭りでもあり、各FX会社が当日の発表時間に合わせ各種イベントを開催するケースもあります。参加してみると、雇用統計の際の各トレーダーやFX会社の雰囲気を直に触れることができるので、機会があれば参加されてみてはいかがでしょうか?(リアルイベントだけではなく、ネットでのストリーミング配信で開催のケースも多いです)

2.1 ADPが前哨戦となることが多い

毎月第一水曜日には民間給与計算アウトソーシング会社のADP(Automatic Data Processing)社が、約50万社の顧客を対象に行っている毎月の雇用者数の動向調査を発表しています(日本時間の発表時間は、夏時間21時15分、冬時間22時15分)。

“ADP民間雇用者数”と言われ、ADPと略されることの多い指標ですが、同じ週に発表されることが多い金曜日の雇用統計の前哨戦、非農業部門雇用者数の先行指標として注目を浴びています。

ADP数字を抑えれば、雇用統計のデータが事前に分かりトレードで収益を上げられる、と言うほど世の中甘くはありませんが、ADP数字から雇用統計のデータの大枠をつかむことができる場合もあるため、毎月の第一週は水曜日のADPと金曜日の雇用統計の両者の把握は必要不可欠となります。

なお、ADPと雇用統計の数字に乖離が生じる場合もあるので、ADPの傾向がそのまま雇用統計の数字に反映される訳ではない、という点は留意する必要があります。

3 FOMC(連邦公開市場委員会)

FOMC(Federal Open Market Committee)とはアメリカの連邦公開市場委員会のことを指し、アメリカの金融政策を決定する会合を言います。後述しますが、日本では日本銀行が「日銀政策決定会合」で金融政策を決定していますが、アメリカではFRB(連邦準備制度理事会)理事及び各地区の中央銀行総裁が集まって、FOMCにおいて金融政策を決定しています。

FOMCのメンバーは12人で構成されており、FRBの7人の理事とニューヨーク連銀の総裁は常任委員ですが、残りの4人は地区連銀総裁が1年交代で持ち回りとなっています。尚、現在はFRB分の2名が空席となっています。

2017年5月末時点でのFOMCメンバーは下記となっています。

  • ジャネット・イエレン(委員長:FRB議長)
  • ウィリアム・ダドリー(副委員長:ニューヨーク連邦準備銀行総裁)
  • ラエル・ブレイナード(FRB理事)
  • スタンレー・フィッシャー(FRB理事)
  • ジェローム・パウエル(FRB理事)
  • ダニエル・タルーロ(FRB理事)
  • チャールズ・L・エヴァンス(シカゴ連邦準備銀行総裁)
  • デニス・ロックハート(アトランタ連邦準備銀行総裁)
  • ジェフリー・M・ラッカー(リッチモンド連邦準備銀行総裁)
  • ジョン・C・ウィリアムズ(サンフランシスコ連邦準備銀行総裁)

年に8回(1・3・5・6・7・9・10・12月)開催され、現在の景気判断と政策金利(FF金利)の上げ下げが発表されます。2日に渡り行われるFOMCの最終日に声明文が発表され(日本時間で早朝3~4時頃)、政策金利の発表等が行われます。

政策金利に変更があると、発表と同時に為替市場が一気に大きく動くことが多くあるため、政策金利の変更が予想されている際は、寝ずに為替市場を見守っているトレーダーも多数います(日本人トレーダーの場合。欧米では日中の発表となる)。

FRBおよびFOMCは金融市場との対話を重視しているため、事前に金利の引き上げ・引き下げの観測無しに、いきなり金利の変更を行うケースは極めて稀です。よってFOMCメンバーの発言等から次回のFOMCでの金利変更の有無はある程度予想することができます。金利変更が予定されていないFOMCにおいて、事前予想通りに金利変更がなされなければ、為替市場に対する影響は極めて軽微なことも多いです。

一番やってはいけないのは、FOMCで金利の引き上げ・引き下げが予定されているのに、その事実を知らないままポジションを持ち越して、FOMC後を迎えることです。損切りを入れていない場合、大きなダメージを受ける可能性もあります。

FOMCで大きな政策変更が行われる際は、FOMC前にメンバーが講演会等で事前に地ならしをすることになります。ただし気をつけるべきは、FOMCメンバー以外の地区連銀総裁のコメントもメディア等で取り上げられることがある、という点です。よって各地区連銀総裁が、FOMCに向けてコメントを発表することがありますが、その総裁がFOMCメンバーか否かで、その発言の重み及び影響力は全く異なってきます。例えば「A地区連銀の総裁の発言があった」というニュースを見る際は、その総裁がFOMCメンバーとなっているかどうかの確認は必要不可欠と言えます。

FOMCにおいて政策変更が予想される場合は、特にFOMCの各メンバーの事前コメント等は十分注意する必要があります。

3.1 FOMC議事録は3週間後に公表

FOMC後の声明において政策金利の上下が発表されますが、どのような議論の結果金利の上下を決めたのか、FOMCの景気認識、テーパリング(量的金融緩和縮小)に対する考え方等、FOMC内での議論内容については、FOMCから3週間後にFOMC議事録として公開されます。

FOMC議事録の内容を理解することで、FRBを始めとするFOMCメンバーがアメリカの景気について、どのような考えを有しているのかが分かり、今後の金融政策を占うヒントを得ることができます。

よってFOMC後の声明発表からFOMC議事録公開までは間隔が離れているものの、1セットとして考えるべきものとなります。

FOMC議事録公開で大きく為替市場が動くことは少ないですが、その内容の概略は今後の金融市場を占う重要な内容を含んでいることもあるため、為替トレードを行う場合その内容の把握をしておきたいものです。

4 ヨーロッパ中央銀行・ドラギ総裁の会見

2016年~2017年はユーロ/ドルの値動きが少ないため、注目される機会が少なくなったのがヨーロッパ中央銀行(ECB)ドラギ総裁の会見です。1・3・4・6・7・9・10・12月に開催のECB理事会の後に会見が行われます。

ユーロ加盟国の中央銀行とも言うべきECBを率いるドラギ総裁ですが、ギリシャ危機の際は会見でのその発言にユーロ市場は大きく左右されました。現状、大きな問題の生じていないユーロ加盟国ですが、今後再び債務危機等が生じる場合には、必然的にドラギ総裁の発言が注目を集め、その発言内容に為替市場が大きく動くこととなります。

ギリシャ危機は実質的には何も変わっておらず、またイタリアの債務問題も燻っている事から、ユーロ市場を見る際は、継続的にドラギ総裁の会見内容を追いかける必要性があります。

また既にアメリカではFOMCにおいてテーパリング(量的緩和縮小)開始の議論を行っていますが、ECBもテーパリングの意向を持っていると言われており、今後アメリカに続きユーロ圏においても、テーパリング実現に向けた動きが始まるかどうかが注目されています。

5 日銀政策決定会合

日本の中央銀行・日本銀行(日銀)が政策を決定する会合、いわゆる日銀政策決定会合が年8回(1・3・4・6・7・9・10・12月)行われます。

日銀は物価上昇のために金融政策で打てる手はほぼ打ちつくした感もあります。結果的に、日銀政策決定会合の為替市場への影響力も限られてしまっていますが、2013年は黒田バズーカと言われる量的緩和発表で、為替市場を大きく動かした実績があります。

物価上昇そしてデフレ脱却のために、金融政策の大幅な変更が予定されていないので、当面は日銀政策決定会合後に大きな為替変動が生じる可能性は少ないのですが、FRBが利上げ+テーパリング(量的金融緩和縮小)のモードに入っており、ECBもテーパリングに追随の可能性がある中、日銀も微妙にそのスタンスを変更する可能性は否定できないため、継続的に日銀政策決定会合、そしてその後の黒田総裁の会見の内容をフォローする必要があります。

尚、日銀政策決定会合は2日に渡って行われ、2日目の昼頃に政策決定内容の発表、夕方頃に黒田総裁の会見が行われます。

6 米国GDPについて(速報値1・4・7・10月の夏時間21:30、冬時間22:30)

為替市場には直接的な影響はありませんが、抑えておきたい指標として米国GDPがあります。四半期毎に速報値が発表されます。

GDPは国内で生産された最終製品やサービスなどの付加価値の合計とされています。大きく分けて個人消費支出、民間国内投資、財・サービス純輸出、政府支出・総投資の4つに分類されますが、注目したいのは個人消費支出です。アメリカではGDPの約7割が個人消費を占めていると言われており、個人消費の動向がアメリカ経済全般に与える影響は非常に大きくなっています。

GDPの推移を知ることで、アメリカ経済の状態をダイレクトに知ることが出来ますし、FOMCではGDPをベースに金利の上げ下げを議論されることも多いので、GDPの数字の発表自体が直接為替市場を動かすことは少ないものの、為替トレードを行う場合、その数字の推移は頭の片隅には入れておきたいものです。

7 米国小売売上高(第2週に発表)

「米国小売売上高」は、FOMCや雇用統計ほどの注目度はありませんが、事前予想数値と発表値との数字に乖離があると為替市場が大きく動く指標です。

前述のように米国ではGDPに占める個人消費の割合が約7割を占めているため、米国の景気は個人がどれだけモノを買っているか、ということで表すことができます。個人がモノを購入すれば、小売業の売上高は上がりますので、米国小売売上高は米国の景気動向を知る上での先行指標ともなりえます。

事前予想数値と発表数値との乖離がポイントで、乖離がなければ指標発表があったと気付かないこともあります。一方で乖離が大きいと、為替市場が大きく動くこともしばしばあります。

発表の都度、為替市場が大きく動く指標ではありませんが、予想値との乖離が生じると大きく動くことも多いので、米国小売売上高の発表日時は必ずチェックしておきましょう。

8 他通貨の場合も注意点は同様

FXトレードを行う場合、英ポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドルの通貨ペアのトレードをされる方もおられるのではないでしょうか?

特に詳しく言及はしませんが、上記通貨のトレードを行う場合も、各国の金利発表及び雇用関係の指標発表時は為替レートが大きく動くことが多いので(特に金利の変更が行われる場合)、各通貨を取引する場合は、事前に金利関係及び雇用関係の指標発表がないか、常に確認する必要があります。

特にオーストラリア及びニュージーランドは日米欧と異なり、金利を比較的頻繁に上下させる傾向にあるので、それら通貨のトレードを行うのであれば、金利発表の日時は必ず事前に把握するようにしたいものです。

9 忘れちゃいけない祝日の存在

為替市場は休日以外は祝日関係なく24時間オープンしていますが、そうは言っても人間が市場を動かしており、市場は開いていても祝日の場合は値動きが極端に少なくなります。特に売買高が大きいイギリス及びアメリカが祝日の際は、その傾向が顕著に現れます。

そしてベテラントレーダーも案外見落としてしまうのが、各国の祝日です。為替トレードを行う際、重要な指標発表日時の把握も大切ですが、各国の祝日の把握も必要不可欠です。

ロンドンやニューヨーク時間に値動きがないと思ったら現地が祝日で休みだった、という事態に陥らないように、週の初めに各国の祝日の有無の確認をお勧めします。

この祝日の確認作業をするだけでも、特に初心者の方は不必要なトレードの回数を間違いなく減らすことができます。

10 中央銀行の考えを読み解く大切さ

世界最大の金融市場とも言うべき為替市場においては、誰が市場を動かしていると断言できるものはありません。

しかしながら為替市場は各国の中央銀行(時には政府が)がコントロールしようとします。政策金利を利用したり、かつての日銀のように直接市場に介入したり、政府高官が口先介入したり等、中央銀行及び政府は様々な方法で為替市場のコントロールを試みます。

世界の基軸通貨がドルとなっている現在、今後の為替市場の行方を占おうとすれば、アメリカの中央銀行と言えるFRBが何をしようとしているか、を知らねばその先行きを占うことはできません。

FOMCで政策金利の引き上げが決定されればドルが買われる、と言った簡単な図式にはならないのが難しい所ですが、FRB及びFOMCが金利を動かすことによって為替市場にどのような影響が生じるか、と言った観点で為替市場を俯瞰することは、為替トレードを行う上で必要不可欠と考えます。

短期のスキャルピングやデイトレードでそこまでする必要があるのか?と言われればスキャルピングは職人芸の世界なのでFRBや各中央銀行のスタンスの分析関係なくトレードできるのでしょうが、デイトレレベルでもトレードの期待値を上げる効果は十分あると考えられます。

また長めのポジションを持つスイングトレードの場合は、中央銀行のスタンスの把握は必要不可欠です。

各中央銀行はその都度レポート等を発表するので、それらを読むのが一番ですが、ネットニュース等でそれらの要約はそれほどタイムラグなく配信されます。要約を時系列で追いかけるだけでも、各中央銀行の考えを把握することもできますし、中にはメルマガやブログ等で、内容の詳細を解説している先もあるので、今ではそれ程手間をかけずに中央銀行の分析が出来るようになっています。

またFOMCの議事録等のレポートは、忙しい金融マンが素早く読めるような構成となっています。よって文法も難しくないため、単語及び独特の言い回しさえ覚えてしまえば、比較的容易に読める英文となっているので、原文の読解にチャンレンジするのも面白いと思います。英語が得意な方は、試してみてはいかがでしょうか?

FXトレード初心者で、これまで全くFRB等の中央銀行の存在や考えを意識せずにトレードしてきた方は、まずは難しく考えずにFOMC等の日時を把握して、その後に報じられる関連ニュースに注目する、という繰り返しから始めてみることをオススメします。

これらを繰り返すことで、各通貨の大きな流れを意識することができるようになりますよ。

11 まとめ

今回は日米欧の中央銀行を軸に、為替トレードで重要なイベントについて解説しました。為替の世界では、毎日何かしらの指標発表があるため見始めるとキリがない、という面もあります。

しかしながらどんな通貨ペアを取引するにしても、少なくとも中央銀行の金利発表及び雇用指標の発表の日時だけは踏まえて、その前後にはポジションを持たない等の対策は必要不可欠となります。

指標トレードというトレード手法もあることから、指標の値動きにサーフィンのように乗る事自体は否定しませんが、指標発表を知らずにトレードして、指標発表と同時に損切となった、という事態が頻発しているようでは、いつまでたっても初心者トレーダーから脱することはできません。

重要な指標発表の日時を把握する、そして各国の中央銀行の考えを踏まえて為替市場を分析した上でトレードをする、王道的にはこんな流れになるのではないでしょうか。

中央銀行の考えを踏まえたトレードは、数日間もしくはそれ以上の期間ポジションを持つ、スイングトレードで特に威力を発揮しますので、スイングトレードを手掛ける方はじっくり取り組む価値のあるテーマです。

為替市場の値動きの原動力となる指標発表。発表日時の把握はもちろん、その発表内容も把握することで、為替市場の大きな流れをつかむことが出来るようになり、一歩進んだFXトレーダーになれます。まずは各中央銀行の政策の流れをつかむことからスタートしてみてはいかがでしょうか?

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LIMO編集部