2. 厚生年金「月平均15万円」の人は何パーセントか

同調査をもとに、厚生年金を毎月平均で15~16万円を受給できる人の割合をみていきます。

国内の厚生年金受給者数は1610万133人でした。このうち、厚生年金を15~16万円受給していたのは94万5950人です。

94万5950人÷1610万133人=5.87%

つまり、厚生年金を15~16万円程度受給しているのは、全体の約6%ということです。

3. 男性で「厚生年金」を月平均15万円受給する割合

続いて男女別にも「厚生年金15万円台」の割合を見ていきます。

男性の厚生年金受給者は1071万6244人。このうち、15万円~16万円を受給しているのは79万3583人であることがわかりました。

79万3583人÷1071万6244人=7.40%

つまり、15~16万円程度をもらえる男性は約7%です。

ちなみに男性の場合、月平均で17万円から18万円がボリュームゾーンのようです。

4. 女性で「厚生年金」を月平均15万円受給する割合

同様に、厚生年金を月平均で15~16万円受給できる女性の割合も算出します。

女性の厚生年金受給者数は538万3889人。このうち15~16万円受給する女性は15万2367人でした。

15万2367人÷538万3889人=2.83%

女性の約3%が該当することになります。

女性の厚生年金は、月平均で9万円から10万円がボリュームゾーンとなりました。

女性の全体平均が10万3808円なので、ボリュームゾーンと平均値の金額はそこまで差がないようです。