福祉用具貸与のメリット・デメリット
つづいて、福祉用具をレンタルするメリット・デメリットをご紹介します。
福祉用具レンタルのメリット
- ・購入するよりも費用が抑えられる
- ・必要な時だけ使え、いつでも返品可能
- ・定期的に点検してもらえる
レンタルであれば、安い費用で福祉用具を利用できます。短期で必要な期間だけレンタルすることも可能です。
また、利用者の心身状況に合わせて適切な福祉用具に変えていくことができるほか、不要となったときに返品できることもメリットです。
レンタル開始後は、福祉用具相談員が定期的に訪問して点検してくれるため、安心して福祉用具を使い続けられます。
福祉用具レンタルのデメリット
- 新品ではない
- 取り扱いに気を付ける必要がある
- 細かい利用条件がある
レンタルできる福祉用具のほとんどは新品ではなく中古品となります。返品後は消毒して、次の利用者に貸し出されますが、他人が使ったものに抵抗がある人や新品を使いたい人には向いていません。
また、福祉用具でレンタルする介護用品は自分だけの所有物ではありません。そのため、傷つけたり破損させたりしないように注意を払う必要があります。
さらに、レンタルの対象となる13品目は無条件に借りられるわけではなく、利用者の要介護度や心身状況など利用条件が細かく設定されていることもデメリットと言えるでしょう。