会社を退職するというときに、退職金が受け取れるという人は多いでしょう。老後の生活のこともありますし、退職金の支給はありがたいものです。しかし、この退職金に実は税金がかかるのをご存じでしょうか。

本記事では、退職金にかかる住民税についてくわしく説明していきます。また、退職金がいくらであれば住民税非課税になるかもシミュレーションしていきますので、参考にしてください。

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1. 退職金は住民税非課税か?

退職金にはどのような税金がかかってくるのでしょうか。

退職金には所得税に加えて住民税がかかるので、注意が必要です。会社に勤めていたときは、住民税は給与から天引きされます。しかし、退職したあと1年間は、自分で住民税を納めなくてはなりません。

給与が支払われなくなった退職後に、住民税を自分で支払うのです。突然の支払いにあわてないように、あらかじめ支払いを想定しておくようにしましょう。