可処分所得とは。わかりやすく解説

一般にいう年収は、税金や社会保険料を引かれる前の額面金額を指します。

年収500万円の場合、実際に銀行口座に振り込まれる金額は個人差ありますが400万円前後になるでしょう。

会社員など給与所得者は、所得税、住民税、社会保険料が天引きされ、残った手取り額が「可処分所得」になります。

そのため家計を把握するには、年収ではなく、自分で自由に使えるお金「可処分所得」が重要になります。

前出の平均年収は、給与収入のみであるため、範囲を広げて財産収入や社会保障給付なども入れた実収入から、税金と社会保険料などの非消費支出を引いて出した可処分所得をみてみたいと思います。

20年前からどのように変化しているのか、総務省の家計調査から検証してみます。