シニアの年金額から考える「安心できる老後対策とは」

今回は、いまのシニア世代（60歳～90歳以上）が受け取る年金月額について、各年齢の平均額などをながめました。

少子高齢化が進み、年金制度の支え手となる現役世代が減っていきます。いまの年金給付水準がこの先もずっと続くとはいえません。

年金だけを頼りにする老後を心もとないと感じる人は決して少数派ではないでしょう。ときに数千万円ともいわれる「老後資金」は、時間をかけてコツコツと準備していく必要がありますね。

預貯金や資産運用などを上手に組み合わせながら、長期的な貯蓄計画を立てていきましょう。長い老後に備えた「お金の対策」は、ていねいに進めていきたいものです。

ねんきんネットやねんきん定期便などで、自分の年金見込額を把握することは、老後のマネープランを作る第一歩となるでしょう。ぜひ実践してみてください。

参考資料

厚生労働省「令和2年度厚生年金・国民年金事業の概況」
 

徳原 龍裕