安定した食事と「勉強習慣」には関係がある
安定した食事と勉強習慣が関係していることを表すデータがあります。
文部科学省の「平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査」を基に農林水産省が作成した「食に関する子供の基本的な生活習慣の状況」によると、小学6年生と中学3年生に対する朝食に関する質問「朝食を毎日食べていますか」に対する回答と学力調査の平均正答率の関係性は、以下の通りになりました。
小学6年生
国語
- 毎日食べている・・・65.6点
- どちらかといえば、食べている・・・56.3点
- あまり食べていない・・・49.6点
- 全く食べていない・・・45.3点
算数
- 毎日食べている・・・68.1点
- どちらかといえば、食べている・・・60.5点
- あまり食べていない・・・54.6点
- 全く食べていない・・・51.6点
中学3年生
国語
- 毎日食べている・・・74.8点
- どちらかといえば、食べている・・・68.3点
- あまり食べていない・・・63.3点
- 全く食べていない・・・60.6点
数学
- 毎日食べている・・・62.5点
- どちらかといえば、食べている・・・52.9点
- あまり食べていない・・・46.9点
- 全く食べていない・・・44.9点
英語
- 毎日食べている・・・58.0点
- どちらかといえば、食べている・・・51.4点
- あまり食べていない・・・47.3点
- 全く食べていない・・・45.7点
数値が表す通り、生活リズムが整っている子の方がより正答率が高い結果となりました。
朝食以外にも、「毎日、同じ時間に起床しているか」「毎日、同じ時間に就寝しているか」でも同様の傾向があり、同じ時間帯の児童生徒の方がより高い正答率でした。