5. 生活費のダウンサイジングがうまくいかない

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意外に多いのが、生活費をなかなか下げられないということです。住宅ローンの返済が終わり、子育て費用の目処がつく時期とも重なるため、財布の紐がゆるくなってしまうことが多いのです。

しかし、年金生活になれば収入自体が減ります。収支のバランスをうまく保てないと、一気に家計は赤字に転じてしまうでしょう。

親にしてもらったことを子どもに返し、祖父母にしてもらったことを孫に返す。そんな理想を抱いてしまうものですが、時代が変わると難しい局面もあります。

子ども世帯への支援も含めて、お金の使い方はしっかり考える必要があるでしょう。

6. 自分の年金額はいくら?を知ることから老後対策を始める

生活保護のほとんどは高齢者世帯です。他人事と思いがちな老後破産ですが、そのNG行動は現役時代から始まっているかもしれません。

まずは、自分自身の年金見込額を知ることから始めましょう。老後の生活費に足りない分は、コツコツ資産形成を始めていきたいですね。

参考資料

太田 彩子