また100mlあたり約11キロカロリーとビールの4分の1程度の低カロリーで、低糖質、プリン体ゼロといった点が注目され、健康志向の高まりとともに再び人気に火が付いたようです。
浅草ホッピー通りに行ってみた
とある日曜日の15時。浅草演芸ホールから少し歩き、居酒屋やもんじゃ焼き屋が軒を連ねる通りに入ると、そこは明るい午後の日差しのなかお酒を楽しむ人でにぎわっていました。通称「ホッピー通り」です。
店に入りホッピーを注文すると、氷と焼酎が入ったジョッキとホッピーが運ばれてきました。ホッピー5に対し焼酎1の割合がホッピーの黄金比率だということです。
飲んでみると炭酸が効いていますが、苦みはビールほどではありません。また、あっさりとしていて癖はありませんが、これを物足りないと感じる人もいるかもしれません。まさに「ビールテイスト飲料」という名の通り、という印象です。
ホッピーを飲んでいた40代のサラリーマンに話を伺いました。
大阪に本社を置く企業に勤めており、東京に転勤してきて1年足らずだという彼は「僕はそんなに苦手じゃなかったんですが…『ビールに氷を入れるの?』とか、ホッピーをそう見てしまって抵抗を感じる関西人はいるかも」と話してくれました。
まずは本場の流儀にならうのも悪くありませんが、どうしても気になるという人は氷抜きを注文するとよいのではないでしょうか。
ちなみにこの通りに出ている表示板には「公園本通り商店街」とあります。お店の人になぜここをホッピー通りというのか尋ねてみると「ホッピー出す店が多いからじゃないですかねえ」という答えでした。