キッズケータイより勢いを増すスマートフォン
2021年のドコモの調査では、初めて小学生全体でスマートフォンの所有率所有率がキッズケータイを上回りました
もともとキッズケータイのニーズは高く、現在もドコモやau、ソフトバンクといった三大キャリアではキッズケータイを販売しています。
親が他社と契約していても使用できますが、この場合は同キャリアで受けられる最大のメリットである「GPS機能」が使えません。
同じキャリアであることを利用し、子どもの持つキッズケータイの位置を確認できる仕組みのため、親が他社に乗り換えるとGPS機能が使えなくなります。
こうした選択肢の狭さや、携帯電話会社の子ども向けスマートフォンの市場開拓も影響していると考えられます。
小学低学年ではスマートフォンの所有率は15%、キッズケータイは11%、小学校高学年ではスマートフォンの所有率33%、キッズケータイ18%という結果になりました。
生まれた頃からスマートフォンがある小学生にとって、携帯電話風のキッズケータイよりスマートフォンの方が馴染みがあります。
しかし、子ども向けのスマートフォンは契約金も端末代もキッズケータイより高くなるため、購入や変更する時は料金のシュミレーションは欠かせません。