物価が上昇し、雇用保険料など引かれるお金は高まる一方です。そんな中、「日本の平均年収は30年間上がっていない」という話題が最近よく取り上げられるようになりました。

記事内で紹介する平均給与調査の起点となる、2020年から30年前の1992年というと、1991年のバブル崩壊直後で、少しバブル景気の名残が残っている時期です。

その頃から現在に至るまで、平均年収が変わらない背景にはどのような事情があるのでしょうか。

記事内では、1992年と2020年の平均年収を比較しつつ、給料の額が上がらない理由を検証しています。