1. 国民年金と厚生年金、受給できるのは何歳から?男女で異なるワケ
2000(平成12)年の法律改正で、老齢厚生年金の支給開始年齢がそれまでの60歳から65歳に引き上げられることとなりました。
現在は引き上げの真っ只中。男性は2013(平成25)年度から2025(令和7)年度にかけて、女性は2018(平成30)年度から2030(令和12)年度にかけて行われます。
男女で異なる背景には、当時の雇用状況を踏まえて支給開始年齢が5歳低く設定されていたという過去の経緯があります。
65歳になるまでは上記の「特別支給の老齢厚生年金」が支給され、65歳からは通常の老齢厚生年金を受給することになります。
また、国民年金(老齢基礎年金)の受給開始年齢は原則65歳からとなっています。