関西弁3. 遠慮のかたまり

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「遠慮のかたまり」は、大皿に残った最後の1個の料理のことを指す、関西独特の言い回しです。例えば、居酒屋で注文した大皿のから揚げが1個だけ残っているときに「遠慮のかたまりもらうで」(最後の1個、私がもらいますよ)という風に使います。

関西以外の一部の地域でも、大皿の最後の1個の呼び方が独特な場所はあるそうです。たとえば青森県の津軽地方では「津軽衆」、熊本県では「肥後のいっちょ残し」と表現します。

会社や学校の飲み会に行くときは、自分の地元では最後の1個をどのように言うのかを話題のネタにするのも面白いかもしれませんね。