関西弁9. なおす

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関西弁の「なおす」は、標準語でいう「片付ける」「しまう」を意味します。

使用例は、「あの本なおしといて」(あの本片づけておいて)、「そのゲームなおしてから遊びにいきや」(そのゲームをしまってから遊びに行きなさいね)などです。

ただし「修理する」「直す」も関西弁では「なおす」と言うため、会話のテーマや話の流れから意味を判断することが求められます。

関西弁10. ほんま

関西弁の「ほんま」は、標準語の「本当」を意味する言葉です。「次の授業で抜き打ちテストをするんだって」に対して「ほんま!?」「ほんまに!?」(本当に!?)のように使います。

ほかにも相槌を打つときや、言葉を強調するために使うケースもあり、汎用性があるのが特徴。使用例として、「ほんまになあ」(そうですよねえ)、「ほんまにおもろい映画やったな」(本当におもしろい映画だったね)などが挙げられます。

バリバリの関西人が無意識に使っている関西弁はテンポがいい会話に欠かせない!

今回は、バリバリの関西人が無意識に使っている関西弁を10個紹介しました。関西独特の言い回しや、関東とは違う意味合いの言葉がたくさんあって面白いですよね。

「自分」「ちゃう」「なおす」のような、会話の流れに気を付けないと違う意味で受け取ってしまいそうな言葉もちらほら。どの言葉も、ぽんぽんと話が進む関西人同士の会話には欠かせません。

関西に訪れたときは、周りから聞こえる関西弁に耳を傾けてみてくださいね。

参考資料

LIMO編集部