関西弁4. カッターシャツ

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「カッターシャツ」は、関東でいう「ワイシャツ」のこと。関西だけでなく中四国・九州でも広く使われており、関東と関西の間というよりは、東日本と西日本で大きく2分しています。

ただしSNS等の投稿を見ていると、同じ関西でも「ワイシャツ」を使っている人が一定数います。

また「学生が着るものをカッターシャツ、社会人が着るものをワイシャツ」と使い分ける人もいて、関西人同士でも解釈が分かれやすい言葉です。

関西弁5. さら

関西弁「さら」は、標準語で「新品」「新しいもの」「新調」を意味します。

「こないだ家のカーテンさらにしてん」(このあいだ家のカーテンを新調したんです)、「台風で傘壊れたから、さらの買わなあかんな」(台風で傘が壊れたから、新しいものを買わないといけないな)という風に使います。

「さら」という言葉は、新品を意味する「まっさら」が短くなって生まれたと考えられています。決してお皿を指しているわけではありませんよ。ちなみに新しいお皿のことは「さらの皿」と言います。