サ高住のメリット・デメリット
つづいて、サ高住に入居するメリット・デメリットをみていきましょう。
サ高住のメリット
- 比較的安い初期費用で入居できる
- 1日のスケジュールはなく、自由な生活が送れる
- 外出や外泊に制限がない
- 必要な介護サービスを自由に選べる
- 介護サービス費用は使った分だけの支払いとなる
- 元気なうちは介護サービス費用を抑えられる
- 高齢者の方が借りやすい賃貸住宅
サ高住のデメリット
- レクリーションや行事などは少ない
- 入居者同士が交流できる機会が少ない
- 要介護度や医療依存度が上がると退去を求められる場合がある
- 一般的な賃貸住宅よりも家賃が高い
まとめにかえて
「有料老人ホーム」と「サービス付き高齢者向け住宅」の違いをご紹介しました。
老人ホームを選ぶ際には、まずは各施設の違いを理解することが大切です。
そのうえで、費用面や施設のケア体制など希望する条件をよく検討し、入居する方に合った老人ホームを選びましょう。
参考資料
- 厚生労働省「特定施設入居者生活介護」
- 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」
- PwC コンサルティング合同会社「令和3年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業分) 高齢者向け住まいにおける運営形態の多様化に関する実態調査研究 報告書」
中谷 ミホ