いきいきと仕事を続けるシニア世代が増えていますね。働く理由は人それぞれですが、少しでも収入・貯蓄を増やして老後を迎えたい人も多いはず。

2022年9月19日に公表された総務省の資料では、高齢者の就業率の推移を見ることができます。

出所:総務省「統計トピックス No.129 統計からみた我が国の高齢者 」

2021年時点での就業率は、60歳代前半で71.5%、60歳代後半は50.3%。いずれも2011年からの10年間で大きく上昇しています。

一般的な年金受給スタート年齢の「65歳」以降も半数以降の人が仕事をしていることになりますね。

いつまで働き続けるか、何歳からを老後と捉えるかには個人差がありますが、65歳を一つの節目とするケースは多いでしょう。

今回は、65歳以降のリタイア世帯(無職世帯)の貯蓄や家計事情をつかんでいきます。

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