厚生労働省は、平成26年から毎年11月30日(いいみらい)を「年金の日」としています。
「ねんきんネット」などを利用して年金記録や年金受給見込額を確認してもらい、高齢期に備え、その生活設計に思いを巡らしていただくことを呼びかけているとのこと。
また、日本年金機構は厚生労働省と協力して、11月を「ねんきん月間」と位置づけています。年金制度に対する理解を深めてもらうため、公的年金制度の普及・啓発活動を展開しています。
そこで今回は、ねんきん月間にちなみ、日本の公的年金制度について解説します。
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1. 「ねんきん月間」や「年金の日」の活動内容とは?
日本年金機構によると、11月を「ねんきん月間」と位置づけ、公的年金制度の普及・啓発活動に取り組んでいます。平成26年から11月30日が「年金の日」と制定されました。
「ねんきん月間」の期間中は、全国各地の様々な場所で、年金事務所職員などによる出張年金相談や年金セミナーなどを実施しています。主な場所は、市・区役所または町村役場、大学、商業施設などです。
なお、対面形式で行うセミナーや出張相談等は、感染拡大防止対策(「3密」を避ける、手指消毒や定期的な換気の実施等)を徹底したうえで行うとのこと。
感染症拡大の状況等によっては、活動が一部変更となる場合があるようです。
2. 日本の公的年金制度をおさらい
ここからは、年金制度の基本を解説していきます。
老後は、全ての人が老齢基礎年金をもらえます。厚生年金に加入していた人は、老齢基礎年金に加えて、老齢厚生年金を受け取れます。
また、老後にもらう年金以外にも、家族が亡くなったときに遺族に支給される遺族年金や、障害を負ったときの障害年金もあります。
3. 老齢基礎年金や老齢厚生年金の平均受給額を一歳刻みで見る【一覧表】
次に、老齢基礎年金や老齢厚生年金の受給額について、一歳刻みで確認します。
3.1 老齢基礎年金の平均年金月額
- 60歳:3万9019円
- 61歳:4万594円
- 62歳:4万1689円
- 63歳:4万2881円
- 64歳:4万3513円
- 65歳:5万7919円
- 66歳:5万7737円
- 67歳:5万7569円
- 68歳:5万7272円
- 69歳:5万7169円
- 70歳:5万7234円
- 71歳:5万7153円
- 72歳:5万7066円
- 73歳:5万6874円
- 74歳:5万6675円
- 75歳:5万6235円
- 76歳:5万6204円
- 77歳:5万5881円
- 78歳:5万5651円
- 79歳:5万5525円
- 80歳:5万7241円
- 81歳:5万7024円
- 82歳:5万6866円
- 83歳:5万6876円
- 84歳:5万6464円
- 85歳:5万6321円
- 86歳:5万6067円
- 87歳:5万5643円
- 88歳:5万5132円
- 89歳:5万4498円
- 90歳以上:5万554円
3.2 厚生年金(第一号)の年金平均月額
- 60歳:9万0838円
- 61歳:5万9575円
- 62歳:6万0436円
- 63歳:7万8770円
- 64歳:8万636円
- 65歳:14万5337円
- 66歳:14万5703円
- 67歳:14万3386円
- 68歳:14万1979円
- 69歳:14万36円
- 70歳:14万3775円
- 71歳:14万7105円
- 72歳:14万6331円
- 73歳:14万5724円
- 74歳:14万5467円
- 75歳:14万7519円
- 76歳:14万8172円
- 77歳:14万9924円
- 78歳:15万2159円
- 79歳:15万4467円
- 80歳:15万7097円
- 81歳:15万8604円
- 82歳:16万356円
- 83歳:16万851円
- 84歳:16万1719円
- 85歳:16万2711円
- 86歳:16万2887円
- 87歳:16万1929円
- 88歳:16万2660円
- 89歳:16万3514円
- 90歳以上:16万1506円
※厚生年金には老齢基礎年金の月額を含む
平均額には差があることがわかりますね。
4. 「ねんきんネット」で老齢基礎年金や老齢厚生年金の見込み額をチェック
今回は、年金の仕組みについて解説してきました。
「ねんきんネット」を活用すれば、年金の見込額試算を見ることができます。
「かんたん試算」では、現在の加入条件が60歳まで継続したと仮定した見込額を確認できます。
また、「詳細な条件で試算」では、今後の職業、収入や期間などの条件を自分で設定して、見込み額を確認します。
「老後はまだ先のこと」と感じる人もいるでしょう。ただ、老後になってから貯蓄がない、と慌てないためにも、老後資金について考えることは重要です。
上記のねんきんネットなどを活用しながら、ライフプランを考えてみることをおすすめします。



