auじぶん銀行株式会社は2022年10月28日、Z世代とミレニアル世代の大学時代の価値観に関する調査の結果を公表しました。

それによると、 現役大学生の悩み1位は「お金」で、約10年前より大きく増加していることがわかりました。

また、現役大学生の6割以上が投資に関心があり、約10年前より関心のある大学生は約3割増加しています。

そこで今回はこの調査結果を詳しく見ていきます。そのうえで、若年層の貯蓄についてもチェックしていきましょう。

Z世代の悩み「お金」が断トツ

今回の調査概要は下記の通り。

  • 調査方法 ウェブアンケート調査
  • 調査対象者 18歳~22歳の現役大学生男女250名、28歳~32歳の大卒者 未婚男女250名
  • 調査実施日 2022年9月8日(木)~2022年9月11日(日)
  • 調査主体 auじぶん銀行株式会社
  • 調査機関 株式会社ネオマーケティング

大学生の悩みについて調査を実施しました。

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出所:auじぶん銀行「Z世代とミレニアル世代の大学時代の価値観に関する調査」(2022年11月1日)

Z世代の悩み1位は「お金(60.1%)」、次いで「勉強(43.3%)」「友人関係(41.8%)」という結果になりました。

ミレニアル世代の大学生の頃の悩みは「友人関係(50.8%)」「お金(48.2%)」「就職活動(48.2%)」となっています。

お金についての悩みは、Z世代の人が悩みを抱えている人が多いことがわかります

Z世代の6割超が投資に関心

同調査では、Z世代の現役大学生には投資に関心はあるか、ミレニアル世代には大学生の頃関心があったかを聞きました。

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出所:auじぶん銀行「Z世代とミレニアル世代の大学時代の価値観に関する調査」(2022年11月1日)

Z世代は「ある(28.0%)」「どちらかというとある(33.6%)」をあわせて、6割以上の人が関心があると回答しています。

一方、ミレニアル世代は「あった(16.4%)」「どちらかというとあった(16.0%)」と回答した人は約3割程度にとどまりました。約10年前より、投資に関心がある大学生が3割程増加していることが分かりました。

20歳代の貯蓄の実態とは?

ここまで、Z世代とミレニアル世代の調査結果を見てきました。

若年層ではお金に関する悩みが多いようですが、貯蓄の実態はどうなっているのでしょうか。

ここからは、金融広報中央委員会が公表する「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」から、20歳代の貯蓄額にフォーカスしていきましょう。

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保有額ごとの人数割合

  • 金融資産非保有:39.0%
  • 100万円未満:26.6%
  • 100~200万円未満:11.5%
  • 200~300万円未満:4.1%
  • 300~400万円未満:4.5%
  • 400~500万円未満:1.5%
  • 500~700万円未満:3.2%
  • 700~1000万円未満:2.6%
  • 1000~1500万円未満:1.5%
  • 1500~2000万円未満:0.4%
  • 2000~3000万円未満:0.6%
  • 3000万円以上:0.4%
  • 無回答:4.1%

平均値:179万円
中央値:20万円

20歳代の貯蓄の平均は179万円になりました。より実態に近い中央値は20万円にとどまります。

若年層で貯蓄意識が高まる

今回は、ミレニアル世代とZ世代の調査結果を解説してきました。

相次ぐ値上げやコロナ禍といった影響もあってか、若年層ではお金に対する不安が高まっているのかもしれません。

また、調査の結果では株式投資やつみたてNISAなどをすでに経験している人も見られました。

先行き不透明で、年収もなかなか上がらない状況では、お金に働いてもらう「資産運用」も貯蓄の手段として検討してみてもいいかもしれませんね。

参考資料