老後の生活を支える重要な収入源のひとつが年金です。
しかし、その制度の仕組みについて詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、年金の基本について解説していきます。そのうえで、年金の平均受給額もチェックしていきましょう。
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1.「厚生年金と国民年金」の2階建てが基本
まずは、年金制度の基本を解説します。
「国民年金」と「厚生年金」との2階建てが、公的年金制度の基本です。
1.1 厚生年金
国民年金に上乗せして報酬比例の保険料を納める。収入により保険料が変わる。会社員や公務員が対象
厚生年金の受給額は、個人差があります。
1.2 国民年金
日本に住む20~60歳未満の全ての方が原則加入し、保険料を一律で納める。自営業や専業主婦などが対象
2. 基礎年金番号通知書とは?
2022年4月以降、被保険者資格の取得手続きをとり、初めて年金制度に加入する方には、これまでの年金手帳に代わり「基礎年金番号通知書」が発行されるようになりました。
年金手帳を既に所持している場合は、基礎年金番号通知書は発行されません。
2.1 基礎年金番号を確認できる書類とは
国民年金・厚生年金保険・共済組合など、すべての公的年金制度で共通して使用する「一人に一つの番号」が基礎年金番号です。
基礎年金番号は、以下の書類で確認できます。
- 基礎年金番号通知書
- 青色の年金手帳(青色以外の年金手帳をお持ちの方は、以下の書類でご確認ください。)
- 国民年金保険料の口座振替額通知書
- 国民年金保険料の納付書、領収書
- 年金証書
- 各種通知書等(年金額改定通知書、年金振込通知書等)
- 平成28年度「ねんきん定期便」(平成28年4月から平成29年3月発送分)
基礎年金番号は10桁の数字(4桁と6桁の組み合わせ)となっています。
3. 厚生年金・国民年金の支給日は「偶数月の15日」
年金は、年6回支給されます。
年金の支払月は、2月、4月、6月、8月、10月、12月になっています。支払月の15日に振り込まれます。
なお、15日が土曜日、日曜日または祝日のときは、その直前の平日となります。
それぞれの支払月には、その前月までの2か月分の年金が支払われます。
例えば、4月に支払われる年金は、2月、3月の2か月分です。
4. 厚生年金や国民年金はどのくらいもらえそうか
4.1 国民年金の平均年金月額
- 60歳:3万9019円
- 61歳:4万594円
- 62歳:4万1689円
- 63歳:4万2881円
- 64歳:4万3513円
- 65歳:5万7919円
- 66歳:5万7737円
- 67歳:5万7569円
- 68歳:5万7272円
- 69歳:5万7169円
- 70歳:5万7234円
- 71歳:5万7153円
- 72歳:5万7066円
- 73歳:5万6874円
- 74歳:5万6675円
- 75歳:5万6235円
- 76歳:5万6204円
- 77歳:5万5881円
- 78歳:5万5651円
- 79歳:5万5525円
- 80歳:5万7241円
- 81歳:5万7024円
- 82歳:5万6866円
- 83歳:5万6876円
- 84歳:5万6464円
- 85歳:5万6321円
- 86歳:5万6067円
- 87歳:5万5643円
- 88歳:5万5132円
- 89歳:5万4498円
- 90歳以上:5万554円
4.2 厚生年金保険(第1号)の年金平均月額
- 60歳:9万0838円
- 61歳:5万9575円
- 62歳:6万0436円
- 63歳:7万8770円
- 64歳:8万636円
- 65歳:14万5337円
- 66歳:14万5703円
- 67歳:14万3386円
- 68歳:14万1979円
- 69歳:14万36円
- 70歳:14万3775円
- 71歳:14万7105円
- 72歳:14万6331円
- 73歳:14万5724円
- 74歳:14万5467円
- 75歳:14万7519円
- 76歳:14万8172円
- 77歳:14万9924円
- 78歳:15万2159円
- 79歳:15万4467円
- 80歳:15万7097円
- 81歳:15万8604円
- 82歳:16万356円
- 83歳:16万851円
- 84歳:16万1719円
- 85歳:16万2711円
- 86歳:16万2887円
- 87歳:16万1929円
- 88歳:16万2660円
- 89歳:16万3514円
- 90歳以上:16万1506円
※厚生年金には国民年金(基礎年金)の月額を含む
5. ねんきんネットで厚生年金や国民年金の見込み額がわかる
今回は、公的年金制度の基本について解説してきました。
年金制度や受給額の実態を知ることで、老後の生活を具体的に想像することができるでしょう。
また、将来もらえる年金の見込額は「ねんきんネット」で試算できます。ねんきんネットは、自身の年金の情報をインターネットを通じて手軽に確認できます。
ご自身の年金情報を、パソコンやスマートフォンから確認可能です。
将来受け取る年金の見込額を、上記のように試算することができます。
年金の見込み額も確認しつつ、今後のマネープランをじっくり考えてみてはいかがでしょうか。





