4. まとめにかえて
高齢単身者の場合賃貸住まいが多くなりましたが、住宅ローンなどの問題もあり個人差が生まれやすい部分になります。
老後資金の対策としてできるのは、多くの場合にまとめられるでしょう。
- 公的年金:厚生年金に加入する。収入を増やす。
- 私的年金:個人年金保険やiDeCoに加入する。
- 貯金:毎月一定額を先取り貯金する。
- 資産運用:毎月の貯金のうち、一部を積立投資などで運用する。また、株式や投資信託で個別に投資する。
- 不労所得:不動産や株式などで働かずとも入る収入を得る。
- 仕事:長く働き続けられるキャリア形成をする。
ひとりの場合、上記のうち1つだけでなく、複数で備える必要があります。
特にいつ働けなくなるかはわからないため、仕事以外の収入を考えべきでしょう。
まずはご自身に照らし合わせて、考えてみてください。
参考資料
- 総務省「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要 」
- 厚生労働省「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」
- 総務省「家計調査報告 家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」各種分類別データ
宮野 茉莉子