3. 60歳代単身世帯の貯蓄中央値は
年金の不足部分を補う貯蓄を最後に金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」より円グラフで確認します。
3.1 60歳代ひとり世帯の貯蓄
- 平均:1860万円
- 中央値:460万円
より実態に近い中央値は460万円となっており、2000万円以上保有する世帯は26.1%のみで、その多くが貯蓄2000万円未満でした。
独身で正規雇用で働き続けたり、退職金や相続資産が見込めなければ、2000万円以上貯めるのは難しいかもしれません。
しかし少子高齢化の今、将来の年金受給額は下がると考えられ、今以上に貯蓄が必要になると思われます。