シティ派の高級クロスオーバーSUVであるトヨタ・ハリアー(以下ハリアー)と、アウトドアイメージの強いクロスオーバーSUVであるトヨタ・RAV4(以下RAV4)は、元々同じGA-Kプラットフォームを採用する兄弟車的存在です。
RAV4は2020年6月8日にPHEVモデルが発表 されていましたので、2022年10月31日にハリアーが後を追う形で、PHEVモデルが発売となります。
一部改良で特別仕様車Adventure“OFFROAD package Ⅱ”を追加し、よりアウトドア色を強めているトヨタ・RAV4と高級SUVハリアーのPHEVモデルではどのような違いがあるのでしょうか。
今回は追加されたハリアーPHEVのスペックを、RAV4PHEVのスペックと比較しながら深掘りしていきます。
トヨタ・ハリアーPHEVのスペックは、RAV4PHEVとほぼ同じ
冒頭でもご紹介した通り、ハリアーとRAV4は元々同じGA-Kプラットフォームを採用しています。
そのこともありハリアーPHEVとRAV4PHEVのプラグインハイブリッドシステムは、ほぼ同等のスペックです。
最高出力は両車ともに306馬力であり、パワートレーンも同じく、2.5L直列4気筒エンジン+電気式無段変速機かつ駆動方式がE-Four(電気式4輪駆動方式)となっています。
ちなみにエンジン型式も「A25A-FXS」で同様です。
ただ満充電状態からのEV走行距離や燃費性能などは、若干ですが異なります。
ハリアーPHEVのEV走行距離が93km、燃費が20.5km/Lであり、RAV4PHEVではEV走行距離が95km、燃費が22.2km/LとRAV4PHEVの方が優れています。(数値は全て、WLTCモードを記載)
これはハリアーPHEVの方がサイズが大きく、車重が重たいからで しょう。
トヨタ・ハリアーPHEVとRAV4PHEV 両車の方向性は全く異なる!
同じプラットフォームを採用しているものの、両者の方向性は全く異なり、外観から内装まで全くと言ってよいほど異なります。
ハリアーPHEVは、都会的なクーペ風の高級クロスオーバーSUVです。
一方でRAV4PHEVは、SUVらしいタフさや力強さの感じられるアウトドアイメージの強い、クロスオーバーSUVスタイルです。
車内はどちらも上質な空間に仕上がっていますが、やはりハリアーPHEVの方が高級感を感じられるでしょう。
共通のプラットフォームやエンジンなどを採用しているため、乗り心地はかなり近いものがありますが、それでもハリアーPHEVはプレミアムSUVらしい乗り心地と静粛性になっているようです。
片やRAV4PHEVは、ハリアーに近い乗り心地と静粛性を維持しつつもSUVらしい高い悪路走破性を併せ持ちます。
そのため、シティユースならハリアーPHEV、アウトドアユースならRAV4PHEVがおすすめです。
トヨタ・ハリアーPHEV/RAV4PHEV、納車時期でも比較してみた!
新型コロナウイルスの流行や世界的な半導体不足の影響により、未だにトヨタ車の納期は長めです。
2022年9月30日に発表された「10月 国内工場の稼働について」でも、一部工場とラインにおいて追加で稼働の停止が決定しています。
ではそんな状況のなか、ハリアーPHEVとRAV4PHEVの納車時期に差はあるのでしょうか。
RAV4は、ガソリンモデルで5か月以上、ハイブリットモデルで6か月以上と納期の記載がありました。
しかし、RAV4PHEVは、納期の記載はなく「販売店にお問い合わせください」と書かれており、納車時期はわかりません。
一方でハリアーでは、PHEVを含む全グレードで納期の記載がなく、納車時期がわかりません。
※納期の情報は、全て2022年10月4日時点での工場出荷時期目処を参照しています。
PHEVモデル以外であれば、納期の記載があるRAV4の方が早く納車されそうですが、PHEVモデルとなるとどちらが早く納車されるか全くわかりません。
実際に販売店に足を運び、トヨタPHEVとRAV4PHEVを比較するといいかもしれませんね 。
参考資料
- トヨタ自動車WEBサイト トヨタ ハリアー
- トヨタ自動車WEBサイト トヨタ ハリアー 「トヨタ ハリアー 主要諸元表」
- トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト 「ハリアー、プラグインハイブリッドシステム搭載車を新設定」
- トヨタ自動車WEBサイト トヨタ RAV4
- トヨタ自動車WEBサイト トヨタ RAV4 「トヨタ RAV4 主要諸元表」
- トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト 「TOYOTA、新型車RAV4 PHVを発売」
-
トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト 「10月 国内工場の稼働について」
LIMO編集部
