住宅ローン控除を受けている間に繰り上げ返済しても良いケース
住宅ローン控除を受けている間に繰り上げ返済することで、必ずしも損するとは限りません。
住宅ローン控除の控除額の上限は「年末の住宅ローン残高の0.7%」ではありますが、その金額よりも下記の金額が低ければ、実際に控除されるのは下記の金額です。
- 所得税+住民税(9.75万円が上限)
- 住宅性能や新築、中古などによって異なる最大控除額
次のような状況にあれば、住宅ローン控除を受けている間に繰り上げ返済したとしても、控除額が減ることはありません。
- 「住民税+所得税(9.75万円が上限)」が「繰上げ返済後の年末残高×0.7%」を下回る
- 「年間最大控除額」が「繰上げ返済後の年末残高×0.7%」を下回る