まとめにかえて
年金の納付期間が45年間に延長へ議論されるなど、公的年金への不安は絶えません。
子どもが巣立ったあとにいかに貯めるかが重要ですが、貯蓄の一部で国の税制優遇制度であるNISAやiDeCoを利用するのも一つでしょう。
運用にリスクはありますが、老後の生活費の赤字や旅行に趣味、リフォームや介護費用などと考えると、まとまった資金が必要だと予想されます。
長く働くことも大切ですが、いつかくる働けなくなった時のために、運用の知識や経験をつけておくといいでしょう。
また、同時に生活のダウンサイジングも考えつつ、老後に向けて備えてください。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。ライフプランにあわせた資産運用の提案が強み。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。
LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆。Yahoo!ニュース経済カテゴリでランキング1位を多数達成。3児のひとり親で、趣味は音楽鑑賞と読書。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2025年2月1日更新)