4. 生涯現役?自分の老後は自分で決める
政府が「生涯現役」を勧めるとはいえ、自分の老後は自分で考えるものです。ただし、社会情勢を考えると、老後資金としてまとまった準備が必要になるのも事実です。
今の生活を犠牲にして貯蓄に励むのは、できれば避けたいもの。効率的にお金を貯める方法を厳選しましょう。
- 必要貯蓄額から毎月の貯金額を逆算する
- 非課税制度(iDeCoやつみたてNISA)を使って資産形成する
- ライフプランを立てて人生での貯め時を知っておく
- 制度改正にはアンテナを張っておく
などが有効です。とくに必要貯蓄額を知るには、自身の年金見込額をねんきんネットなどで確認することが必須です。
今日からできることを少しずつ始めてみましょう。
参考資料
- 厚生労働省「「生涯現役社会」の実現に向けた生涯現役地域づくり環境整備事業の事業構想」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
- 厚生労働省「令和4年度の年金額改定についてお知らせします」
太田 彩子