鉢植えバラを育てるコツ
鉢と用土
購入した大苗は8号程度の深鉢に植えましょう。最初から大きめの鉢に植えると、株の大きさに対して土の量が多くなり、水やりするといつまでも土が湿ったままということに。
用土は赤玉土に腐葉土や堆肥を混ぜて、保水性と排水性のよい土壌を作ります。初心者にはバラ専用の培養土がオススメです。
水やり
鉢植えは地植えより土が乾きやすいので水切れを起こしがち。土が乾いたら鉢底から水がしみ出すまでタップリと与えましょう。
逆に水をやり過ぎるのも禁物。多湿になると根腐れしたり病気にかかりやすくなったりします。
置き場所
バラは日光を好むので、1日に4時間程度は日が当たる場所に置きましょう。できれば午前中の日差しが理想的です。また蒸れを嫌うので風通しのよさもポイント。そよ風があると黒点病などの病気予防にもなります。
肥料
鉢植えのバラは限られたスペースの中で生育するため、植え付け時に与えた元肥にプラスして追肥が必要です。
鉢植えは1~2ヵ月に1回程度、肥料の種類によって頻度が異なるので、与え過ぎないように気をつけましょう。
剪定
鉢植えであまり大きくしたくない場合は、夏に先端から1/3、冬に1/2ほど剪定するとよいでしょう。
細い枝や枯れた枝があれば付け根からカット。咲き終わった花ガラはその都度剪定しておくと花付きがよくなります。
植え替え
根が鉢一杯になって水の吸収が悪くなったと感じたら植え替えのタイミング。
鉢から株を引き抜き、古い土を軽く落としてから一回り大きな鉢に植え替えます。大きくしたくない場合でも土の更新を兼ねて元の鉢に植え直すとよいでしょう。