冬枯れの景色から、少しずつ色彩あふれる春の庭へと移り変わる早春。寒さが残る中で、可憐な花を咲かせる早春の花は、春を心待ちにしているガーデナーに本格的なシーズンの訪れを知らせてくれます。

この時期に頼もしい味方となるのは、周りの植物が長い眠りから覚めるまで、庭やベランダを長期間彩ってくれる花たちです。今回は早春から長い間咲き続ける花を5つ、参考価格とともに紹介します。

記事最後には、早春から長く咲く花の選び方のポイントもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「早春から長く咲く花」にまつわるあれこれ

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  • 早春~晩春ずっと咲く!寒さに強い春の花5選
  • 早春から長く咲く「花の選び方」ポイント3つ

2. 早春~晩春ずっと咲く!寒さに強い春の花5選

2.1 パンジー・ビオラ

冬から半年以上ずっと咲く寒さに強い花「パンジー・ビオラ」2/10

クリーム色と、淡い紫色の花を咲かせている、パンジー・ビオラ

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冬~春にかけてのガーデニングで、主役として欠かせないパンジーやビオラ。カラーバリエーションが豊富で、10月下旬~5月頃まで、半年以上にわたって咲き続けます。

寒さに強く、雪や霜でぐったりしても、太陽が当たれば何事もなかったかのように立ち上がるほど強健です。

※参考価格:100円~600円前後(3号ポット苗)

2.2 クリスマスローズ

日陰に強く、気品あふれる花が魅力の「クリスマスローズ」3/10

白とピンクのグラデーションが美しい、クリスマスローズの花

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クリスマスローズはうつむき加減に気品のある花を咲かせ、「冬の貴婦人」として賞賛される多年草。ガクが花弁のように変化しているため散りにくく、鑑賞期間が長いのが特徴です。

 控えめな色合いからアンティーク調のニュアンスカラーまでさまざまで、庭を落ち着いた雰囲気にしてくれます。日陰に強いので、シェードガーデンにもおすすめです。

※参考価格:400円~2000円前後(3号ポット苗)

2.3 ノースポール

白と黄色のコントラストが美しい、ナチュラルな花「ノースポール」4/10

花の中央が黄色、花びらが白の、ノースポールの花

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冬の寒さに耐え、春には株をおおい尽くすほど真っ白な花を咲かせるノースポール。一重咲きの白い花弁と中央の黄色のコントラストが清々しく、寄せ植えや花壇のまとめ役として活躍します。 

一株でも大きく横に広がるため、コストパフォーマンスも抜群。暖かくなるにつれて勢いを増し、こぼれ種でも増えるほどの丈夫な性質です。

※参考価格:100円~300円前後(3号ポット苗)

2.4 宿根ネメシア

甘い香りの可憐な花「宿根ネメシア」5/10

淡い紫色の花を咲かせている、宿根ネメシア

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宿根ネメシアは小さな金魚のような形の花が可憐。一年草のネメシアに比べて、宿根タイプは耐寒性が高く、環境が合えば真夏と真冬を除いてほぼ一年中花を楽しめるほど、長く咲き続けます。

パステル調の優しい花色と、花から漂う甘い香りが魅力的です。草丈が伸びすぎたときは、半分くらいに切り戻すと、再び新しい花芽が出て長期間美しい姿を楽しめます。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

2.5 アネモネ

日が当たると開く、鮮やかな花「アネモネ」6/10

赤い花を咲かせている、アネモネ

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早春の風に揺れる姿が印象的なアネモネ。赤・青・紫・白・ピンクなど、鮮やかな発色が特徴で、一輪咲いているだけでも庭の主役になるほど存在感バツグンです。

日光が当たると大きく開き、夜や曇りの日には閉じるという性質があり、花の躍動感を楽しめます。近年は八重咲き品種も登場し、幾重にもなった花弁が豪華です。

※参考価格:50円~100円前後(球根1球)

3. 早春から長く咲く花の「選び方」ポイント3つ

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Lapa Smile/shutterstock.com

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3.1 耐寒性の高さ

早春の花選びで重要なのは、寒さに耐えられるかどうかです。早春は日中に気温が上がっても、夜間や早朝は氷点下まで下がることがあり、遅霜が降りることもあります。

耐寒性の高い品種を選べば、冬~春へと移り変わる時期の急激な温度変化にも対応可能です。

3.2 花の寿命や花付きのよさ

少ない株数でも、数ヶ月にわたって庭を華やかにするためには、ひとつの花の寿命が長いタイプや、花付きがよく次々と開花するタイプを選びましょう。

苗を購入する際は、すでに花が咲いている株だけでなく、株元に新しいつぼみがたくさん控えているものや、茎が太く徒長していない丈夫な苗を選ぶのが、長く楽しむためのポイントです。

3.3 植える場所と草丈のバランス

花壇の前面や寄せ植えの縁取りなら、背が高くならないほふく性やわい性のタイプが適しています。一方、庭の背景やフォーカルポイントにしたい場合は、ある程度の草丈が出るタイプを選ぶと立体感が出ます。

また、本格的な春になると急に大きくなる植物も多いため、生長後のボリュームを想定して、スペースに余裕を持って植えましょう。

4. 冬から春への季節をつなぐ、長い期間咲き続ける花々

早春に咲く花たちは、冬の終わりから春本番へと続く、季節のバトンをつなぐ心強い存在です。今から小さな苗を植えておくと、やがてあふれんばかりの花で、庭が豊かに彩られます。

日ごとに増していく日差しを浴びながら、大きな株になり、美しく咲き誇る花たち。早春から長く咲く花といっしょに、心躍る季節を迎えてみませんか。

5. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い8/10

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。

可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

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6.2 約半年間ずっと咲く花で、お金をかけない庭づくり

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