何をしても叩かれがちな結婚後の女性。本当の多様化を

そもそも、結婚後の女性がどの立場であれ叩かれるのは、今にはじまったことではありません。

今は価値観の過渡期で昭和から令和の考えが混在しており、正社員で働けば「子どもがかわいそう」、パートで働けば「気楽でいいね」、専業主婦なら「働かないの?」などどの立場でも何かしら言われがちです。

実際にその立場になれば、専業主婦なら孤立感や専業主婦であることへの罪悪感に悩んだり、パートでは育児も仕事も中途半端になることに悩んだり、正社員では家事育児が思うようにできないことに悩んだりするもの。

それぞれが日々奮闘し、悩みながら生きているのです。

結婚後の生き方の種類が多い女性だからこそ叩かれるのかもしれませんが、生き方が多様化する今、結婚後の女性を叩く風潮はせめて令和の時代で終わりにしたいものですね。

参考資料

宮野 茉莉子