2. 国民年金(基礎年金)の受給者数と被保険者数の推移はどれくらいか
今回の変更は、今後増える高齢者の人数や減少する現役世代による年金への影響を考えて検討されます。
では、公的年金受給者は昔に比べてどれくらい増えたのでしょうか。厚生労働省「令和4年版厚生労働白書」を参考に、その推移をみていきます。
公的年金・受給者の推移(うち国民年金)
- 1995年:3237万3000人(1475万1000人)
- 2020年:7665万2000人(3596万1000人)
1995年と比べると、25年間で受給者は2倍以上に増えています。
年金保険料を納める、被保険者数の推移も確認しましょう。
公的年金・被保険者の推移
- 1995年:6995万2000人
- 2020年:6755万8000人
被保険者数をみると、1995年よりも少しですが減少しています。
少子高齢化の影響により、公的年金の受給者数は25年前に比べて3000万人以上増えているものの、被保険者数は減少しているのがわかりました。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)